異形イヤーチップ(小型耳栓)の作成
2010年 04月 20日
今回は耳道の細い方へのイヤーチップの作成変更についてレポートをします。
耳道の細い方については通常のイヤーモールドであればさまざまな対応が可能ですが、小型の耳かけ型の補聴器に使用されるイヤーチップの装用は安定しづらいものがあります。
このユーザーの方には最初通常の形で作成しましたが、やはり口を動かすたびに緩みが起き、その都度指で押しこまなければなりませんでした。そこでカナル型のシェルの辺縁部だけを残し、カナルロック、スケルトン耳型と同じ方法で再度イヤーチップを作成しその固定を試みました。
結果イヤーチップの緩みも解消され、またユーザーの方が気にされていた「見た目」も損なわないものがご提供できました。材質の耐用性の問題や取扱時の注意も多少必要でしょうがそれ以上に快適なフィット感が得られると思います。
手持ちのデジカメの接写機能があまり良くないので多少ピンボケになっていますが掲示します。写真右側が最初に作成したもの。左側が今回再作成をしたイヤーチップです。
春日部店 谷口英司
耳道の細い方については通常のイヤーモールドであればさまざまな対応が可能ですが、小型の耳かけ型の補聴器に使用されるイヤーチップの装用は安定しづらいものがあります。
このユーザーの方には最初通常の形で作成しましたが、やはり口を動かすたびに緩みが起き、その都度指で押しこまなければなりませんでした。そこでカナル型のシェルの辺縁部だけを残し、カナルロック、スケルトン耳型と同じ方法で再度イヤーチップを作成しその固定を試みました。
結果イヤーチップの緩みも解消され、またユーザーの方が気にされていた「見た目」も損なわないものがご提供できました。材質の耐用性の問題や取扱時の注意も多少必要でしょうがそれ以上に快適なフィット感が得られると思います。
手持ちのデジカメの接写機能があまり良くないので多少ピンボケになっていますが掲示します。写真右側が最初に作成したもの。左側が今回再作成をしたイヤーチップです。
春日部店 谷口英司
by voice-ha
| 2010-04-20 10:36
| 補聴器