補聴器に関する情報を発信します


by voice-ha

補聴器の事故とその症例

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
皆様、初めまして。

10月より入社しました名古屋と申します。
9月まではメーカーのラボにて、シェル(補聴器の耳型、ボディに当たる部分)の製造をしていました。
まだまだ一人前には程遠いですが、先輩方の様になれるように日々精進致しますので何卒宜しくお願い致します。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


補聴器の寿命は約5年と言われています。
しかし。使い方や保管の仕方を間違えると、5年も経たないうちに補聴器が使えなくなる事もあります。

製造に携わってきたという事で、本日は補聴器の事故と症例について紹介させて頂きます。



シェルの破損
b0180792_11153958.jpg

地面に落してしまった、踏んでしまった等外から強い衝撃を受けると写真の様に補聴器が割れてしまいます。
シェルだけ破損した場合と中の機械まで壊れてしまった場合では、修理費用に大きな差がでます。

割れてしまったら慌てず、中の機械をできるだけ触らないようにしてケースに入れてお店までお越しください。

犬に噛まれてしまった
b0180792_11164040.jpg

意外と多い事故になります。
補聴器は装用してても疲れない様に軽く作られています。
その為、犬が軽く噛んだだけでもこのようにボディが割れてしまいます。
犬を飼われている方は、特に保管に気を付けてください。

水滴による断音
b0180792_11171174.jpg

音が出なくなった場合、考えられるのは汚れ詰まりや電池、機械内部の故障がありますが
こちらの写真では水滴が詰まっています。
汗や濡れた手で音口(音が出るところ)を触ると、そのままチューブを伝ってレシーバーにまで水滴が行き、故障に繋がります。
補聴器を触る際は汗や手を拭いてから装用すると、こういった事故は少なくなります。
冬場はチューブ内が結露してこの様な水滴が溜まる場合もあります。

誤った電池の入れ方
b0180792_11175196.jpg

電池は補聴器の電池カバーを開けて、フタの方へいれます。
直接補聴器の中に入れようとすると、写真の様になり電池が取れなくなってしまいます。

シェルのプレート剥がれ
b0180792_11183282.jpg

耳穴型補聴器はシェル(ボディ)とプレート(機械が付いている部分)の2つを張り合わせて出来ています。
この二つは専用の接着剤で張り合わせ、上からラッカーコーティングしています。
耳から抜けないときに無理にテグスを引っ張ってしまうとこのようにプレートが剥がれてしまい、大きな事故にも繋がります。
補聴器は正しい外し方をすればちゃんと外れますが
万が一抜けないときは無理に引っ張らず、ご家族の方やお店のスタッフの力を借りましょう。

ポケット型補聴器の断線
b0180792_11191051.jpg

写真の矢印の部分はコードを引っ張ってしまったり、コードを外すときに一番負荷が掛かる部分です。
強く引っ張りすぎると中で断線し、聞こえなくなります。





大事な補聴器を少しでも長く使うため、取り扱いや保管には十分気をつけましょう!
[PR]
by voice-ha | 2012-10-22 16:15 | 補聴器