補聴器に関する情報を発信します


by voice-ha

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動いてる音

皆さんこんにちは!名古屋です。

通勤中にふと疑問に感じた事があったので、少し調べてみました。
その疑問とは?

電車に乗って踏切を通過する時、なぜ音の高さがかわるのか?

救急車のサイレンの音、F1のエンジン音、そして踏切の音。
自分の前を通過するときに音の高さが変わる現象は我々にとって当たり前の事ですよね。
しかし、なぜ音の高さがかわるのか?

わかりやすく救急車のサイレンで例えてみます。

 

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こちらが止まっている時のサイレンの音の動きです。
止まっている状態では、どこで聞いても一定の周波数という事がわかります。


では、走っている時はどうなるか。

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図の様に音の動きは進行方向に対しては波が狭くなり、進行方向と逆に対しては波が広くなっています。

何故このような現象が起きるのか?

時速 60km/hで走っている救急車は1秒で17m進みます。
音は1秒で約340m進みます。

つまり、進んでいる方向に対して救急車の速さ分の17mが音の速さに追いついてしまい
17/340(5%)の音が圧縮されてしまいます。
近づいてくる救急車は、止まっている時より5%高い音で聞こえるという事になります。

逆に離れていく音は5%伸張されて聞こえる、という事になります。

時速 60km/hで5%という事は・・・
飛行機にサイレンを着けたら楽しそうですね。



なんだか、学生の頃の物理を思い出します。



普段何気なく聞いている音ですが、調べてみると面白いですね。
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by voice-ha | 2012-10-28 12:57 | 一般

補聴器の事故とその症例

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皆様、初めまして。

10月より入社しました名古屋と申します。
9月まではメーカーのラボにて、シェル(補聴器の耳型、ボディに当たる部分)の製造をしていました。
まだまだ一人前には程遠いですが、先輩方の様になれるように日々精進致しますので何卒宜しくお願い致します。
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補聴器の寿命は約5年と言われています。
しかし。使い方や保管の仕方を間違えると、5年も経たないうちに補聴器が使えなくなる事もあります。

製造に携わってきたという事で、本日は補聴器の事故と症例について紹介させて頂きます。



シェルの破損
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地面に落してしまった、踏んでしまった等外から強い衝撃を受けると写真の様に補聴器が割れてしまいます。
シェルだけ破損した場合と中の機械まで壊れてしまった場合では、修理費用に大きな差がでます。

割れてしまったら慌てず、中の機械をできるだけ触らないようにしてケースに入れてお店までお越しください。

犬に噛まれてしまった
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意外と多い事故になります。
補聴器は装用してても疲れない様に軽く作られています。
その為、犬が軽く噛んだだけでもこのようにボディが割れてしまいます。
犬を飼われている方は、特に保管に気を付けてください。

水滴による断音
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音が出なくなった場合、考えられるのは汚れ詰まりや電池、機械内部の故障がありますが
こちらの写真では水滴が詰まっています。
汗や濡れた手で音口(音が出るところ)を触ると、そのままチューブを伝ってレシーバーにまで水滴が行き、故障に繋がります。
補聴器を触る際は汗や手を拭いてから装用すると、こういった事故は少なくなります。
冬場はチューブ内が結露してこの様な水滴が溜まる場合もあります。

誤った電池の入れ方
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電池は補聴器の電池カバーを開けて、フタの方へいれます。
直接補聴器の中に入れようとすると、写真の様になり電池が取れなくなってしまいます。

シェルのプレート剥がれ
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耳穴型補聴器はシェル(ボディ)とプレート(機械が付いている部分)の2つを張り合わせて出来ています。
この二つは専用の接着剤で張り合わせ、上からラッカーコーティングしています。
耳から抜けないときに無理にテグスを引っ張ってしまうとこのようにプレートが剥がれてしまい、大きな事故にも繋がります。
補聴器は正しい外し方をすればちゃんと外れますが
万が一抜けないときは無理に引っ張らず、ご家族の方やお店のスタッフの力を借りましょう。

ポケット型補聴器の断線
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写真の矢印の部分はコードを引っ張ってしまったり、コードを外すときに一番負荷が掛かる部分です。
強く引っ張りすぎると中で断線し、聞こえなくなります。





大事な補聴器を少しでも長く使うため、取り扱いや保管には十分気をつけましょう!
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by voice-ha | 2012-10-22 16:15 | 補聴器